コンビニのセルフ式コーヒーの不正を行ったとして高砂市立中学校の校長が懲戒免職になりました。
校長はレギュラーサイズのコーヒーカップにラージサイズを注ぎ、過去に7回も同様の手口で窃盗を行っていたとのことです。
懲戒免職となった校長は誰なのか、どこの中学校なのか調査してみました。
セルフ式コーヒーの不正で高砂市立中学校の校長が懲戒免職
コンビニのセルフコーヒーでレギュラーサイズ(110円)のカップにラージサイズ(180円)の分量を複数回注ぎ入れたとして、兵庫県教育委員会は30日、高砂市立中の男性校長(59)を懲戒免職処分とした。
引用:毎日新聞
校長は、誤ってレギュラーサイズのカップにラージサイズのコーヒーを注いだところこぼれなかったそう。
そして、店員からの指摘も受けなかったため繰り返し行い、計7回ほどに犯行に及んだといいます。
本人は軽い気持ちで行ったことかもしれませんが、110円しか払わずに180円のコーヒーを手に入れるのは立派な窃盗罪です。
子供の教育に関わる学校のトップがこのような軽率な行動をとってしまうなんて残念でなりません。
懲戒免職処分となった校長は誰なのでしょうか?
セルフ式コーヒーの不正をした高砂市立中学校の校長は誰?
セルフ式コーヒーの不正をした校長は、藤田晋一校長です。
ほとんどの記事では名前が伏せられていましたが、産経新聞は名前を公表していました。
兵庫県教育委員会は30日、コンビニのコーヒーマシンで不正に水増ししてコーヒーをいれたとして、同県高砂市立中の藤田晋一校長(59)を懲戒免職処分とした。
引用:産経新聞
顔画像は公開されていませんでした。
Facebookのアカウントも特定できていないため、顔画像はわかっていません。
59歳の藤田晋一校長。
2023年度から2年に1歳ずつ定年を引き上げているため、藤田晋一校長は62歳で定年を迎える予定だったのでしょう。
定年目前で懲戒免職処分となるような行動をしてしまうなんてもったいないですよね。
懲戒免職となった場合には退職金の全部または一部が支給されないことが一般的だと言われています。
おそらく大学を卒業して30年以上教員生活を送ってこられたのでしょうから、かなりの退職金があったと思われます。
勤続年数25年以上で校長が退職する場合の平均退職金額は2,356万円なんだそう。
コーヒー1杯70円の差額を不正したことで、かなりのダメージを受けることになってしまいましたね。
また教員が懲戒免職となった場合、教員免許も失うこととなります。
失効から3年後に再取得が可能となりますが、藤田晋一校長の場合は年齢的に再び教員になることは難しいでしょう。
そんな藤田晋一校長はどこの中学校に勤めていたのでしょうか?
セルフ式コーヒーの不正をした校長の勤務先はどこの中学校?
藤田晋一校長の勤務先は兵庫県高砂市立松陽中学校です。
2022年4月に着任したことが学校だよりに記載されていました。
着任してから約2年で懲戒免職となってしまったようです。
2月には入試、3月には卒業式が控えています。
中学3年生にとっては、今が一番精神的にピリピリしているタイミングでしょう。
そんな中、校長先生が窃盗の容疑で懲戒免職となったと知ったら、動揺してしまうかもしれません。
今まで勉強してきたせいかをきちんと入試で発揮し、気持ちよく卒業できるように、子供たちの心のケアをしてあげてほしいと思います。
藤田晋一校長は窃盗容疑ということですが、刑罰は与えられるのでしょうか?
校長に与えられる刑罰は?
藤田晋一校長は窃盗容疑で警察が捜査をしていましたが、不起訴処分(起訴猶予)となっています。
起訴猶予は、あえて起訴しない処分のため裁判で有罪になることもありません。
前科はつかず、前歴だけが残ることになるようです。
前科:確定判決で刑の言い渡しを受けたこと
前歴:捜査機関に捜査の対象とされた履歴のこと
起訴猶予は、犯罪が軽微であったり、本人が深く反省していたり、示談により和解が済んでいることでなるといいます。
コーヒーのレギュラーカップにラージのコーヒーを注いだということで、犯罪が軽微だと認められ、藤田晋一校長の反省具合から起訴猶予になったのでしょう。
窃盗罪というくくりにはなるので、前科がつかなかったのは不幸中の幸いかもしれませんね。
ですが、教師という子供のお手本となる人が罪を犯してしまったことは深く反省してほしいと思います。
まとめ
今回はコンビニのセルフ式コーヒーの不正をした高砂市立中学校の校長は誰なのか調査しました。
産経新聞によると藤田晋一校長であることが報じられていました。
懲戒免職になったものの、起訴猶予となり前科はつかないそうです。
藤田晋一校長の勤務先である松陽中学校の子供たちがショックを受けていなければいいのですが…。
子供たちの心のケアがきちんとなされることを望んでいます。
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