X(旧Twitter)では#タマホームがトレンドに挙がっているのをご存知でしょうか?
こしあんさんという方がタマホームの展示場に訪れた際に見つけた釘が剥き出しになっている写真を投稿したことが発端で拡散されました。
その後タマホームの方がこしあんさん宅に訪れたそうですが、その時の対応もヤバいと話題になっています。
今回は、この一連の流れについてまとめました。
SNSのXでは#タマホームがトレンド入りしています。
2024年1月28日時点で19,590ものポストが投稿されており、かなりの話題となっているようです。
こんなにもタマホームが話題となっている理由は何なのでしょうか?
2024年1月27日、こしあんさんはタマホームの展示場に訪れました。
そして、タマホームの方に確認を取った上で展示場内の写真を撮っていたといいます。
写真は何枚も撮っており、タマホームの方がいる前でも撮っていたそうです。
そんな中、階段に釘が剥き出しになっているのを発見。
すぐさま写真を撮り、その写真をXに投稿したところ瞬く間に拡散されました。
通常、展示場は会社の顔とも言える場所です。
そこで良い住宅を見せることで、お客様を引き付けることができるからです。
そんな大事な場所で釘が剥き出しになっているということは、プロとしての技量を疑ってしまいますよね。
自分も家を購入したら、このような仕上がりになってしまうのではないかと心配に思ってしまうでしょう。
すると、このポストを見たタマホームの方から投稿を削除するようにと電話が来たそうです。
そして、ここからタマホームとのやり取りが始まるのですが、対応がヤバすぎると言われています。
タマホームのヤバい対応は3つあったといいます。
- 嘘をついた
- 無許可でこしあんさん宅の敷地内に侵入
- 個人情報の不正利用
Xの投稿を削除するよう電話が来た際に、このように言われたそうです。
タマホームの偉い人から、「確認したところ該当のビスは確認されなかったので、ポストを消して欲しい」と言われたが、嘘をついていないので場所を明確に伝える。
引用:こしあんさんX
まるで、こしあんさんが嘘をついているかのような対応ですよね。
しかも、タマホーム側は確認したにも関わらず、該当のビスはなかったということは完全に自分たちの非を認めていない発言に聞こえてしまいます。
こしあんさんの写真からは階段であるのが一目瞭然であるため、展示場の階段を確認すればすぐにでもわかるような気がしますが…。
その後、再びタマホームが確認したところビスの確認はできたが、ポストを削除してほしいと依頼されたといいます。
投稿の削除依頼を優先しすぎるあまり、このような対応をしてしまったのでしょう。
初めから嘘はつかずに非を認めた上で削除依頼をしていれば、こしあんさんもすぐに対応してくれていたかもしれませんよね。
先程の削除依頼の電話では、「そのうち気が向いたら消します」と回答し、電話を切ったこしあんさん。
すると20時過ぎにタマホームと名乗る男性が無許可でこしあんさん宅の敷地内に侵入し、「まだ投稿の削除が確認できません」と訪問に来たと言います。
自宅にまで訪れるなんてタマホームの執念深さを感じますね。
他人の土地に勝手に入る行為は「住居侵入罪」にあたる可能性があるようです。
住居侵入罪:3年以下の懲役または10万円以下の罰金
アポなしで訪問したことに関しては、2回着信を入れていると弁明していたそうです。
とはいえ、いきなり自宅を訪れられたら怖いですよね。
しかも、タマホームを名乗る男性は名刺を渡したり、自分の名前を明かすことはなかったそうです。
普通は訪問の際に、「タマホームの〇〇です」と名乗ったり、名刺を渡すのが一般的でしょう。
それに加えて、謝罪する際の角度は5度程度だったといいます。
もちろんこれは、こしあんさんの感覚であるためなんとも言えませんが、謝罪するときの角度は45度~90度と言われています。
それが5度程度であったとすると謝罪の意思が感じられませんよね。
アポなし・無許可で敷地内に侵入したタマホームの男性ですが、なぜこしあんさんの自宅に来ることができたのでしょうか?
それは、こしあんさんが展示場に訪れた際に書いたアンケートの住所を見てに来ていたからです。
ですが、これが個人情報の不正利用に当たるのではないかと言われています。
こしあんさんの投稿には「個人情報の利用目的」と記載された画像が添付されており、これに違反していると訴えています。
ですが、この画像は同じタマホームという名前の清掃会社の「個人情報の利用目的」なのです。
つまり、こしあんさんが訪れた展示場のタマホームの「個人情報の利用目的」ではないのです。
実際にタマホームのホームページを見てみましたが、アンケートに関する個人情報の利用目的は掲載されていませんでした。
そのため、今回アンケートに書かれた住所を見て訪問したことが実際に個人情報の不正利用に当たるかはわかっていません。
こしあんさんが投稿した画像と同じ内容がアンケートにも書かれていれば、個人情報の不正利用になるのかもしれませんね。
今回のタマホームの炎上の結末は、釘が剥き出しになっている写真の投稿(元ツイ)をこしあんさんが削除したことで終わったようです。
炎上の元となった投稿を削除後、タマホームは「まだ一部しかポストが消えてない、他のポストも消して欲しい」と電話をしてきたそうです。
しかし、リツイートやリポストに関してはこしあんさんが削除することができないため、これ以上は無理であることを説明して終わったと言います。
瞬く間に拡散されたことで、こしあんさんの元ツイは削除されたもののタマホームの施工の悪さが広まってしまいました。
今回の炎上でタマホームはかなりのダメージとなってしまったでしょう。
ですが、タマホームの対応次第ではここまで悪いイメージとなることはなかったかもしれません。
アクシデントが起きてしまったときこそ、会社の対応力が問われます。
住宅という大事なものであるためミスがあってはいけないのですが、人間が作っているものである以上ミスをゼロにすることは不可能です。
施工の悪い部分が見つかっても、非を認めて謝罪しその部分をきちんと修正することで挽回することができます。
タマホームという大企業であるからこそ、こういうときにきちんとした対応がなされるべきでしょう。
今回はXで話題となっているタマホームの展示場で釘が剥き出しになっていた件で炎上した内容をまとめました。
まずは非を認めて謝罪するのが一般的な流れですが、タマホームの対応には驚きでしたね。
今後さらに炎上しないことを願っています。
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