厚生労働省から2024年秋に保険証を原則廃止する旨が発表されました。
この発表がTwitterでトレンドに上がり、賛否両論の意見が飛び交っています。
今回は保険証廃止に関する反対派の意見をまとめました。
保険証が廃止!?
厚生労働省は、健康保険証を2024年秋にも原則廃止する方向で調整に入った。
保険証を廃止した後の事務対応はマイナンバーカードを基本とする。
ただマイナカードの交付率は9月末時点でも人口の5割に届いておらず、カードを持たない人への対応が課題となりそうだ。
朝日新聞デジタル様より引用
#健康保険証がトレンドに上がり、賛否両論のツイートが投稿されています。
今回は、保険証廃止の反対派の意見についてまとめました。
保険証廃止に反対
皆さま、保険証廃止(マイナカード一本化)には断固として反対しなければなりませんよ。いざ病院に行っても更新切れで使えなかったら医療が受けられません。親が認知症だったら?寝たきりの家族がいたら?障害者の方はどうなる?こんなことは絶対に阻止せねばなりません。
— 無名のアリス (@evemaria_m) October 9, 2022
マイナンバー保険証の手続きしてたから使ってみたけど、顔認証認証されない(…)し、暗証番号打ち込んだので保険証出す方が楽説はある
— かしま (@k4mu4o) October 8, 2022
反対派の意見は主にこちらの3つでした。
- 情報漏洩のリスク
- 更新問題
- 実際は使用しづらい
情報漏洩のリスク
マイナンバーにすべての情報を連携すると、情報漏洩の際に多大なる被害が予想されることから、情報を分散した方がいいのではという意見がありました。
2021年2月には日本年金機構からマイナンバーを含む個人情報が流失した事実があることから、警戒しているようです。
更新問題
現在の健康保険証は、情報の変更がない限り更新せずに使用することが出来ます。
しかし、マイナンバーカードには10年(未成年者は5年)の有効期限があります。
高齢者、障がい者、認知症等、自分ひとりでは更新することが難しい人ほど、病院を利用する機会が多いのではないでしょうか?
そのような人たちに有効期限つきのマイナンバーカードは使いづらいのではという意見も出ています。
実際は使用しづらい
実際に健康保険証をマイナンバーカードに連携し、使用した人からも反対の意見が上がっています。
その理由は、病院で簡単な受付ができることを謳っているわりに、めんどくさかったというものでした。
カードリーダーにマイナンバーカードのICチップをかざすだけではなく、注意事項を読み、暗証番号か顔認証をしなければならないそう…
毎回このようなことをするのであれば、今まで通り健康保険証を受付に出すだけの方が楽なのではという意見もありました。
まとめ
今回は健康保険証廃止について、反対派の意見をまとめました。
情報漏洩の心配や有効期限があることから更新のデメリットと感じているようです。
実際にすでに使用したことがある人からも、使用しづらいことから反対の意見が上げられていました。
新しいことを始めるときには批判はつきものですが、果たして2024年の秋には保険証が廃止されてしまうのでしょうか。
国が管理することを優先にせず、国民の意見や便利になることを第一に考えていただきたいです。
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