安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者の映画化が決定しました。
映画の公開日はなんと国葬の日程に合わせるとのことです。
世間の関心が集まっている山上徹也容疑者の映画について調べてまとめてみました。
安倍元首相の銃撃事件
7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、街頭演説していた安倍晋三元首相が散弾銃のようなもので撃たれ、死亡しました。
捜査関係者によると、奈良市の山上徹也容疑者（41）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。
朝日新聞デジタルより引用
犯行の動機
山上徹也容疑者は以下のように供述しています。
『母親（69）が統一教会（現：世界平和統一家庭連合）という宗教団体にのめり込み、多額の寄付・献金などをして家庭生活が困窮した』
この宗教団体によって家庭生活が困窮したことと、安倍元首相を銃撃した関係性はなんなのでしょうか？
それは母親がのめり込んでいた宗教団体である統一教会と安倍元首相の関わりが関係しています。
安倍元首相の祖父である岸信介は統一教会の創立者と近しい存在でした。
孫に当たる安倍元首相は、2021年に統一教会の関係団体にメッセージ動画を送っており、統一教会との関係があったとされています。
このメッセージ動画を見た山上容疑者は、統一教会のトップを狙おうとしていた当初の計画を変更し、安倍元首相を標的としました。
この事件が起こった背景には山上容疑者の壮絶な半生がありました。
その山上容疑者の半生を描いた映画化されることになったのです。
山上徹也容疑者の半生を映画化
監督は足立正生氏(83)が務めます。
足立監督は、自身も日本赤軍というテロ組織に合流し、レバノンで逮捕され禁固刑を受けた過去があります。
そんな足立監督の過去の作品は過激なものが多く、安倍元首相の銃撃事件が映画化されることにより犯罪が美化されてしまうのでは？という心配の声も上がっています。
足立監督は「山上を礼賛するのではなく、作品が山上そのものになるんだ」と意気込みを見せているようです。
映画の内容は、山上容疑者の生い立ちから銃撃に至るまでの半生を描いたものになるそうです。
山上容疑者の半生に関してはこちら↓
山上徹也の半生がヤバい…家族の為に自殺未遂をした事もあった！
映画の公開日は国葬当日9月27日を予定しており、「国家に対するリベンジだ」と足立監督は語っています。
事件発生から映画の公開日まで約2ヶ月。
通常の映画の制作期間は約1年と言われていますが、今回の映画の制作期間はなんと2週間ほどだそうです。
なんとしてでも公開日を国葬当日に合わせたかったのでしょう。
主演の山上容疑者を演じる俳優は、まだ公開されていません。
世間を騒然とさせた事件を起こした犯人役を演じる方は、かなり注目を集めることになるでしょう。
上映場所は、ライブハウス「ロフト」で行われるようです。
ライブハウス「ロフト」は、都内では新宿、下北沢、渋谷、阿佐ヶ谷などに7店舗、横浜、大阪に各1店舗ずつ構えています。
全ての店舗で上映されるのかは未定です。
映画が公開されれば、間違いなく話題作になることでしょう。
映画化でさらなる注目を集めている山上容疑者ですが、なんと支援金が届いているそうです。
映画化に対する批判の声
山上徹也容疑者と事件を映画化したみたいなんだけど、テロを礼賛した映画を取り上げたメディアは全部垢BANじゃないかな。私は通報する。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) September 10, 2022
頭がおかしい。これ以上の言葉が出てこなかった。
安倍晋三氏が銃撃された事件が映画化か 容疑者の半生を描く – ライブドアニュース https://t.co/7QwOzMlix8
— 🇯🇵抹茶さん🍵 (@MaTtyaSANSAN) September 10, 2022
山上容疑者を英雄として神格化する動きがだいぶ強いな。
言うても殺人犯やで。
ただの殺人犯の半生を主役にする映画とかあり得へんわ。 https://t.co/2ew0H386yU— 角切りリンゴ (@gunjoukurage) September 10, 2022
映画公開とは殺人事件を美化しようとしているのか？
また、国葬に合わせた公開とは正気の沙汰ではない。殺人事件を利用した金儲けか？
殺人事件を利用した政局転覆か？
殺人事件を利用したプロパガンダか？どちらにしても、鬼畜の様な振舞いだ。
https://t.co/SsDbbWFKtT— 橋本治仁bot (@hasimoto2011) September 10, 2022
このようにTwitterでは山上容疑者の映画化について批判の声が上がっています。
果たして本当に国葬当日に映画は公開されるのでしょうか。
山上徹也容疑者に届いた支援金
元首相を殺害するという前代未聞の事件を起こした山上容疑者に支援金が届いています。
その額なんと100万円を超えるそうです。
山上容疑者が鑑定留置されている大阪拘置所には100万円を超える現金書留だけでなく、漫画や食料品、衣類も差し入れられています。
拘置所への差し入れは、本人が拒否しない限り誰でも送ることができますが、山上容疑者の場合は差し入れが多すぎたため親族へ届けられたそうです。
また物資支援だけでなく、減刑を求める声も上がっています。
「署名サイト『Change.org』で7月15日から始まった検察庁長官宛の“山上容疑者への減刑を求める署名”はついに8000人を超えました。
減刑を求める理由には“過酷な生育歴を鑑みての温情”と“本人が非常に真面目、努力家であり、更生の余地のある人間である事”などがあげられています。
同サイトに寄せられるコメントは『山上氏の苦悩に情状酌量の余地があることは言うまでもない』、『彼は被害者です』といった山上容疑者に同情する声が目立ちました」
Yahooニュースより引用
銃撃事件当初にはわからなかった山上容疑者の半生に同情する声も少なくないようです。
ちなみに、山上容疑者の判決はまだ言い渡されていませんが、【無期懲役】が有力であるとされています。
被害者が複数でない限り死刑になることはほとんどなく、被害者が1人の場合はよほど残虐な殺害方法の場合に死刑になることもあるそうです。
山上容疑者の場合、1年以上前から殺害の計画や準備をしていたため、死刑は免れても無期懲役になる可能性が高いと言われています。
まとめ
今回は山上徹也容疑者の映画化についてまとめました。
まだ詳細がわからない部分も多いですが、すでに世間の関心が高いことは確かでしょう。
安倍元首相の国葬当日に映画公開日を合わせる辺りも、足立監督の「国家に対するリベンジだ」という言葉に表れていますね。
この映画が公開されれば、ある意味大変な話題作になることは間違いないでしょう。
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