紙切り芸の第一人者とも言われる林家正楽さんが亡くなられました。
どんなお題でも決して「切れない」とは言わず、見事な紙切り芸でお客さんを楽しませていました。
76歳で亡くなられた林家正楽さんの死因は何だったのか調べてみました。
林家正楽さんが死去
寄席紙切り芸の第一人者、林家正楽(はやしや・しょうらく、本名・秋元真=あきもと・まこと)さんが21日、死去した。76歳だった。告別式は近親者で済ませた。
引用:讀賣新聞オンライン
林家正楽さんは2024年1月19日まで都内の寄席に出演していました。
翌日1月20日は体調不良により休演し、21日の朝に家族が自宅で倒れている林家正楽さんを発見したといいます。
救急車で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
亡くなられる2日前まで元気な姿を見せていたため、急な訃報に関係者の方も驚きと悲しみに暮れているようです。
2020年には芸術選奨文部科学大臣賞、2023年には貴重な実績を残した人に贈られる松尾芸能賞の功労賞も受賞していました。
林家正楽さんの貴重な伝統芸が見れなくなると思うと残念でなりませんね。
林家正楽さんの死因は何だったのでしょうか?
林家正楽さんの死因は?
林家正楽さんの死因は明かされていません。
林家正楽さんは亡くなられる2日前までは寄席に出演していました。
1月19日 寄席に出演
1月20日 体調不良で休演
1月21日 死亡
76歳だった林家正楽さんは、後期高齢者にあたる世代です。
高齢者の突然死として多い原因は心臓などの循環器系の病気だと言われています。
また高齢者の突然死には、胸痛、悪心・嘔吐、歯痛、腹痛などの前兆が見られるようです。
林家正楽さんは亡くなる前日は体調不良で休演していたため、この体調不良は突然死の前兆だったのかもしれませんね。
そうだとすると、林家正楽さんは急性心臓死で亡くなられた可能性が高いでしょう。
年齢的には持病を抱えていてもおかしくないので、もしかしたら他に病気を患っていたことも考えられます。
そこで林家正楽さんの病気についても調べてみました。
林家正楽さんは病気だった?
林家正楽さんは2004年にくも膜下出血という病気になっていました。
「正楽を襲名して4年後かな、クモ膜下出血を一度やりました。北海道の滝川へ出かけて、学校寄席で紙切りをしているときに、頭のなかで爆発が起こった。お医者さんは“金属バットで殴られたような”というけど、僕に言わせたら、頭の中で花火がドンと上がった感じです。ぜんぜん、痛くない。でも、これは普通じゃないと思って、すぐ病院へ行ったら、だんだん気持ちが悪くなってきて、最初の病院から脳神経外科へ運ばれる救急車の中で意識がなくなった。気がついたときは、もう手術がぜんぶ終わっていて、痛いとか、そういう思いは、まったくしていないんです」
引用:サライ.jp
くも膜下出血は3分の1が死亡し、3分の1が後遺症が残り、3分の1は元気に回復すると言われている重篤な病気です。
そんな中、林家正楽さんは見事全快となり、倒れてから2週間後には退院することができたといいます。
わずか30%の確率の中、林家正楽さんが完全復帰することができたのは奇跡だったそう。
- 倒れた時間帯が昼間だった
- 倒れた場所が北海道の滝川で脳神経外科があった
- その病院にたまたま札幌から専門の名医が来ていて執刀してくれた
このような奇跡が重なったおかげで林家正楽さんは後遺症を残すことなく、回復することができました。
くも膜下出血の再発率はきちんと治療を行った場合には、ほとんど再発することはないようです。
林家正楽さんはくも膜下出血になってから20年も経過しているため、今回亡くなった原因としては考えにくいかもしれませんね。
あまりにも急なことであり、ショックで言葉になりません。
林家正楽さんのご冥福をお祈りします。
まとめ
今回は林家正楽さんの死因について調査しました。
死因は明かされていないためわかっていませんが、高齢者の突然死ということで急性心臓死の可能性が高いでしょう。
過去にくも膜下出血を患っていたことがありましたが、きちんと治療をし回復されているため、死因とは関係ないようです。
林家正楽さんのご冥福をお祈りします。
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