一目置かれる存在になろう!

新社会人として入ってきた皆さんの中で、「一目置かれる存在になりたい」と感じてるヒトはいますか?

どうせその会社に入ったなら「同期より突出したい」なんてことも考えるヒトもいるのでは?

会社と会社が競争しているように、会社というコミュニティに入れば、会社員同士でもまた競争があります。

周りと同じことをしていても、一目置かれません。

他者より違う行動をすることで、良くも悪くも一目置かれます。

正直、一目置かれようとしなくてもいいのですが、やはり新人皆さんの最初のスタートダッシュは肝心になります。

このコラムでは、能力も経験もない新人が持つべきマインドを伝えていきたいと思います。

意欲・姿勢を示せ

日本の会社は、メンバーシップ型雇用を選択していることがほとんどです。

そもそも「メンバーシップ型の雇用」とは、いくつかの特徴がある中の1つに「就職の時にはスキル不要」が挙げられます。

このメンバーシップ型雇用は「素人を雇って育てる」方針なので、スキルがなくても大丈夫だということ。

仕事にヒトを割り当てる「ジョブ型雇用」と比べると、スキルのない若手にとっては大きなメリットとなります。

※「メンバーシップ型 雇用」「ジョブ型 雇用」が分からないヒトはググってね

日本の会社が若手に最も期待しているのはスキルではなく伸びしろ。

つまり「ポテンシャル(発展性・可能性)」

「意欲」「姿勢」次第で成長する振り幅が大きく変わっていきます。

言われたことだけを覚えて実行するだけではただの作業者です。

ただの作業者は正社員としている意味がありません。

時代の流れ的にバイトやAI・ロボットにでも置き換えられます。

※「仕事」と「作業」の違いをググり、今の段階から違いを理解しておきましょう

新人の皆さんを指導していく教育者が今後の人生に影響を与えますが、最終的に新人皆さん自身の「意欲」「姿勢」に尽きます。

偉そうなことを言いますが、あなたの目の前のメンターは教育のプロではありません。そして正解でもありません。

先輩から言われてないことでも、より良い仕事にしていくために自分がやった方が良いと思えば、率先してやりましょう(または提案をしましょう)。

言われたことしかできない(やらない)ような人間には育ってはいけません。

勇気を示せ

ここで言う「勇気」とは、「リスクや失敗を取れるか」です。

勇気がある人は、どの会社でも例外なくほぼ一目置かれます。

今はまだ、目の前の仕事を覚えるのが新人みなさんの第一優先事項です。

ですが慣れ始めてきた6ヶ月後くらいには…

「なぜこのやり方なんだろう?」

「どうしてこうしなければならないのか?」

など、今の現状がなぜそうなってるかを知ろうとして(疑問を持って)下さい。

一通りの業務が出来るようになった未来の自分を見据えてください。

今のやり方は先人や先輩たち、そして会社そのものが試行錯誤して築き上げてきた最終形態のやり方でもあります。

ただその一方で惰性や踏襲で続けてきたやり方、今より改良できるやり方も案外あったりします。

目まぐるしく変わっていく時代に、僕らも同じように仕事に対する考え方や方法を変革していくことが求められます。

ただし「リスク・失敗」を取りにいくことは、クチで言うほど簡単ではありません。

そもそも経験不足で全体の構造すら理解してない新人のアイデアや提案ではまず採用されづらいです。

ですが、その無知や間違いは今だから全然許されます。むしろ積極的に挑戦したその勇気は歓迎されることでしょう。

「新人(〜若手に掛けて)」の時期は、本当にリスクが極めて低いのです。

失敗したとしてもそれは「経験」として身につきます。

『この方法ではダメだということを知れた』

こんな軽い感じで捉えれば良いのです。

その失敗を元にトライ&エラーを繰り返していく。

若さという勢いを持って、早めに失敗を繰り返して下さい。

スピードを優先

成長できないヒトの特徴は、いきなり『質』から求めることです。

成長するヒトの優先順位は決まって『スピード→量→質』の順番です。

新人だけに限らず、どの年代においてもスピードが先決になります。

まだ経験したことがないものをいきなり「質」から求めてはいけません。

※かといって安易的・適当過ぎも良くないですが

これは先輩のボクにも当てはまることがありました。

今の新人の皆さんと一緒の現場でボクも出庫作業をしてましたが、この4月から自分が不得意とする『接客対応』の引取担当となりました。

その接客(引取対応)では……横柄なお客さん、何言ってるか分からないお客さん、威圧的なお客さんがいます。

接客対応の苦手意識もあり、16年目にもなるベテランが消極的でヒヨってました。

その消極的な姿勢はヒヨりさを増し、接客対応が一向に伸びません。

ここで厄介なのは『無意識に「質」を優先している』ということ。

ちゃんとした接客対応ができない自分は、まだ対応しない方がいいのではないか?

諸先輩たちの立ち振る舞いをみて、自分がイイ対応ができる時期を迎えてから接客対応した方いいのでは?

そんなことを思いながら接客対応に臨んでいました。

でも自信やヤル気が湧く時は、行動した先にあります。

それもただ闇雲に動くのではなく、『動きながら考える』です。

「今のお客様はこんな一言が添えられたな」

「別れ際のお客様に気持ちよく出発してもらうヒトコトを言った方がいいよな」

そういう前向きなマインドで仕事をしていくと、創意工夫や付加価値的なプラスαが他にはないかと考えるようになりました。

出庫担当のときにやれていたことが引取担当になった途端に出来なくなっていたんです。

新人の皆さんは今はまだ分からないことだらけ。

ですが、分からないものをずっと考えてても、分からないものもは分からない!!!

なら『スピード性をもって、量をこなし、質を高めていく』

早くに体験・経験しにいかなければ成長しません。

ボクがヘマしたって、誠心誠意で接客対応していれば会社の信用も簡単には落ちません。

社会人経験ゼロなら尚のこと。

新人がいきなり質から求めてはいけません。

まとめ

早くに行動して早くに失敗をする。

ダメなら早めの方向転換を繰り返す。

それだけです!!!

そう簡単に新人の失敗で会社が大損失になることはありません。

その失敗は未来への『投資』です!!!

覚えることで精一杯なのは百も承知ですが、チーム東京LCは今、問題が山積みです。

それを解決していくためにも、新人皆さんの早めの成長がまず必要不可欠です。

ボクとの関わりが少ないので難しいと思いますが、何か仕事のことで悩みがあれば、相談しにきてください。

ボクも日々成長しています。共に頑張りましょう!!!

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